☆★☆ おいしい藤沢産通信 ☆★☆
◇お知らせ
○援農ボランティア養成講座募集
○地産池消講座~生産流通現場学習体験ツアー~
○平成29年度藤沢市花の立毛共進会の結果
○湘南朝市のお知らせ
日時:毎週土曜日午前8時~午後1時
場所:湘南藤沢地方卸売市場
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◇旬菜旬食レシピ
旬の食材を使った簡単でおいしいレシピを公開中 ⇒ http://oishiifujisawa.jp/shunsai-shunshoku-recipe.html
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~旬の農産物~
3月は、キャベツ・キュウリ・トマト・菜の花・イチゴ・スイートピー・パンジーなど様々な農産物が旬を迎えます。ぜひ市内直売所に足を運んで、旬を満喫してください。
※農産物の有無については、気候、直売所により異なりますのでご了承ください。
~旬の野菜~
3月、春をいち早く告げる野菜といえば「菜の花」ですね。スーパーなどでは周年出回っていますが、それは食用に品種改良されたものであり、本来「菜の花」とは、アブラナ科の黄色い花の総称で、1種類だけを限定したものではありません。直売所では多種多様な「菜の花」が並んでいます。例えば、小松菜や白菜など本来花のつぼみがつく前に、全て収穫してしまうようなものでも、黄色い花のつぼみがついたものを「菜の花」として直売所で販売されていたりするのです。食べ比べてみると、違いが分かって面白いですよ。そんな「菜の花」の中でも、神奈川県の伝統野菜として作り続けられているのが「のらぼう菜」です。もともと川崎市や東京都あきるの市で栽培されていましたが、藤沢でも最近栽培されるようになってきました。「のらぼう菜」の食味は、一般的な「菜の花」と比べ苦味が少なく、茎は甘く、アクもないため、おひたしやサラダに向いています。「菜の花」は出始めの頃が特においしいので、春めいてきたなと思ったら、お近くの直売所へ出かけてみてください。春の味覚を楽しめますよ。
~旬のくだもの~
またイチゴと思われてしまうかもしれませんが、イチゴが好きなので3月もイチゴについて書かせていただきます。今回はイチゴの販売容器についてです。ほんの十数年前までイチゴといえば「透明のパックに2段詰め」というのが一般的でしたが、今では「緩衝材が敷かれた平パック一段詰め」を多く見かけるようになったと思いませんか。透明パックの2段詰めだとスーパーの売り場でパックを手に取り、ひっくり返してイチゴの裏が白くないか確認する消費者が多く、それによって品物が傷み、商品価値がなくなることがイチゴを販売していく上での課題でした。現在、栽培されている品種はイチゴ全体が赤くなる品種ばかりなので、いわゆる「裏白」を消費者が確認する必要がなくなりました。また大玉で果皮がやわらかいという品種が多いため、緩衝材を敷いて一段詰めにすることで、商品ロスをなくすように産地は努めています。消費者の行動や心理をよみ、満足度をあげるため産地は常に努力しています。3月は一般家庭のイチゴの月間購入量が最も多い月と言われています。皆さんもイチゴの販売容器についても意識して購入していただけたらうれしいです。
■□■ 湘南江の島 片瀬漁港へようこそ ■□■
◇お魚ナマ情報
☆日によって揚がる魚は海まかせです。
定置網で揚がった魚が販売されています。
直売所では
アジ・サバ・ヤリイカ・スルメイカ・アオリイカ・アオアジ・カマス・カタクチイワシ・〆ホウボウ・〆ウマヅラハギ・〆クロダイ・タコ・ホタテ・などで日によっていろいろです。
☆生簀の「活魚」はヤリイカ・カワハギ・メバル・ヒラメ・ホウボウ・サザエなど日によっていろいろです。
片瀬漁港の西側の海岸からの富士もだんだんと霞がかかって見える季節になり、だんだんと水がぬるみ始める3月、早くあったかくなれと待ち遠しい思いです。 湘南は海が近く、その昔は別荘地で温暖な気候に恵まれているせいか、魚好きな方がたくさん住んでいたようです。「さすらいの波太郎」や直木賞を受賞した「秘伝」などを書いた、魚が大好きな小津組の映画監督で作家の高橋治さんは、辻堂駅西口の「魚勝」が贔屓でお店からうるさがられていたとエッセイで書いています。
また、直木賞作家の美食家で有名な立原正秋さんは、江の島に隣接する腰越に住んでいた昭和40年代の時期、腰越の小さな街に7件の魚屋と2件の干物屋1件の魚市場があり路地を歩くと魚を焼いている匂いがする、また3月になると店先には一斉に新若布(わかめ)が並び家々の庭には若布(わかめ)を干している風景が見えると随筆で書いています。 日本テレビの懐かしの名番組「11PM」に出演して大橋巨泉氏とともにそれまでマイナーだった釣りを一気にメジャーな趣味に押し上げ、釣りブームの火つけ役となった服部名人こと服部義郎さんは辻堂駅近くにあった釣具店で時々でお見かけしたことがありました。あるイベントで服部名人の繊細で美しい釣りの仕掛けを見せてもらったときは、これが道具なのかとうっとりした記憶があります。
海岸ではサーフィンや江の島でのオリンピックのセーリングなどでオシャレなイメージがありますが、もともとは漁業の盛んな魚の街でもあったのでしょう。地元の魚にこだわった料理を出すお店も多くあり、片瀬漁港の直売所に早朝から良い魚を求めてクーラーボックスを置いて順番待ちをして魚を仕込んだりしています。
今の時期はイカやカタクチイワシ、アジなどが並びワカメやメカブもありました。カタクチイワシは10センチくらいで小ぶりですが、港の直売所では輸送や流通という概念が無く、イワシも身がそり返り新鮮でした。手開きにして生姜醤油でつまみながらオイルサーディンを作りました。青魚の代表格のイワシは姿よし、味よし、値段安し、もちろん身体にもよしです。
◇知っ得情報
○片瀬漁港では毎日が直売です!
鮮魚・活魚とも旬で新鮮なお魚をお得に買えます。
台風や天候・漁の状況等によって臨時休業する場合や他の市場で揚がった魚の場合もあります。
事前に知りたい場合などは 江の島片瀬漁業組合のメール配信を見てください。
http://ekgyokumi.blog95.fc2.com/blog-category-1.html
*お魚料理の苦手な方は捌いてもらえます!
*販売時間は午前9時~売り切れ次第終了です。毎週土曜日はお休みです。
*海況によって出船できない場合もあります。「直売」のぼりが販売の目印です。
*車でお越しの場合は漁港駐車場をご利用ください。
今月の片瀬漁港の朝市は3月4日(日)の予定です。
今日のお魚や営業日程は ⇒ http://ekgyokumi.blog95.fc2.com/
○藤沢市漁業協同組合では「湘南はまぐり・ながらみ」の直売を行っています。
*藤沢市漁業協同組合では毎週、火・木・土・日の10時~15時で直売をしています。
*海況によって、漁に出られない場合がございます。
*車でお越しの場合は、近くの有料駐車場をご利用ください。
*藤沢市漁業協同組合ブログ⇒ http://jfxfujisawa.blog.fc2.com/
*藤沢市漁業協同組合
住 所:藤沢市辻堂東海岸4-3-21
連絡先:0466-36-8220